連載エッセイ『法律教室④』

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  よいこのみなさん、こんにちは。

 「先生!なんの断りもなく、勝手に休講続きで、一体どうしたんですかあ?」

 あのね、そういう風に他人のプライバシーを詮索しないのですよ。
 このお教室は、最初にお話したとおり、オープンスクールですからね。
 先生の都合と気分で、いつでも勝手に休講していいんです。
 Law先生はみなさんからお月謝をいただいておりません。したがって、みなさんと先生との間にはなんらの債権債務関係がない。つまり、皆さんは先生に「講義をしろ」と請求する権利がなく、先生もみなさんに「講義をしなければならない」義務を負っていない、というわけですね。
 
 と、話がいかにも法律的になってきたところで、唐突ですが、今日はLaw先生が通う「ろおすくうる」の前期成績発表がありました~。
 実はこれが気になっていて、能天気にエッセイなんぞ書く気分になれなかったのです。
 結果は、思ったとおりに悪かったものと、思いもかけずに悪かったものがあり、(って、つまりは全部悪いってこと?まあ、そういうことになりますね。ふん。)気分はまったくよろしくないのですけれど、そこは、「転んでもただでは起きない」を人生のモットーとしているLaw先生としては、「なまじよい成績を取ると、天狗になって後期勉強しなくなるから、これでよいのだ」と受け止めることにしました。
 われながら、なかなかに得な性格です。
 
 とはいえ、「ろおすくうる」の先生方にとっては、在校生の「成績発表」なんて実はどうでもよくて、本日の最大の関心事は、今日の午後4時に法務省から発表になった「第一回新司法試験合格発表」のほうでありました。
 
 全体で合格率5割と言われている今年、いったいどれくらいの合格者を出すことができるか。
 今までの司法試験で実績のある「有名大学」が設立した法科大学院からは平均を遥かに上回る合格者が輩出されることが予想されましたから、そうなると当然平均を遥かに下回る大学院が出現することになるわけで、Law先生が通っている「新設小規模大学院」にとっては、合格者をどれくらい出せるかは、大学院存続をかけての死活問題であったわけです。
 
 で、結果は、平均にわずかに及ばなかったものの、二桁の合格者を出すことができ、新設校として、まずまずだったみたいです。
 
 みたいです・・・というのは、実は、Law先生が通っている「ろおすくうる」の民事系教授が日々の雑感を記している個人的HPには、早速「とりあえず本年度は生き延びた」と言う教授センセ~の書き込みがされていて、なるほど、教授センセ~としても、まあまあであると評価していることが分かったからです。
 この教授センセ~のHPには、数日前「○○(先生が通っている某新設小規模法科大学院のこと)のような小規模法科大学院は,合格者の人数があまりにも少ないと,店じまいを考えなければならないかもしれない。そういう意味では,21日の発表日は運命の日ともいえよう。」という悲壮感漂う書き込みがされていて、「ろおすくうる」の教授センセ~もいろいろ大変なんだなあ、と気苦労のほどが偲ばれるのでありました。
 
 教授センセ~に、日ごろから厳しい上にもさらに厳しいご指導を賜っている、Law先生としては、その学恩(というほど学問を積んでいないが、一度使ってみたかったのよね~、この言葉!)に報いるべく、ぜひとも合格しないといけません。

 今日、成績表を受け取りに学校に出かけたら、院生向け掲示板に景気よく、後期各科目の予習範囲が張り出され、早々と今後3回分の予習課題のレジメが準備されていたりしました。

 「予習範囲はユニット1 バンバンあてますからそのつもりで」というありがたいご注意もありました。

 エッセイ書いてないで、勉強しなきゃ。

 だから、今日はここまで。さようなら。


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by law_school2006 | 2006-09-21 19:52
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